木造住宅の建築に際して色々思案してみましたが、やはり、建物の質や形は予算の関係もあり、どちらかと言うと木造の標準的なもので、内装、外装、更に所設備関係は全く普通の水準のものか、それよりやや抑えた感じの建物になりました。 建築業者は私の場合は親との関係もあって結局は地元の業者に頼みました。 



其の業者は地元でも大変古くから携わっていた寺社などの関係の宮大工の〇〇工務店という、どちらかと言うと地元密着型の建築会社に近い業者です。 具体的な建物の延面積は坪数にして凡そ35坪で、当時の相場である建坪単価にすると50万円相当で、車庫や物置などの付帯設備を入れると55万円ほどなりました。 



何れにしても注文住宅で特に木造建築の場合の利点は、日本の風土に合っているということです。 四季の変化が激しく雨の日や晴れの日の気温の差や湿潤の月や乾燥が続く月など、季節や四季の変化が非常に激しく大きな風土の建物に適しているというのは木造りの建物がベストとも言われています。 鉄は錆びますが木は食害が無ければ1000年、2000年も持つのは神社仏閣を見れば判りますね。